「ユーチューバーが消滅する未来 2028年の世界を見抜く」①

最近読んだ本がおもしろかったので紹介します。

 

岡田斗司夫さんが書かれた

「ユーチューバーが消滅する未来 2028年の世界を見抜く」です。

 

現在の日本では、SNSが発達しており完全な「評価経済社会」が成り立ってきています。具体的には街中の人の8割以上はスマホを所持しており、TwitterFacebook、LINE等の何らかのSNSを使用しており、そのネット社会の中で情報を発信し、その発信に対し、不特定多数の人から評価を受ける社会にいるということです。

このような社会の中で岡田氏は以下の特徴が顕著であると述べています。

1.第一印象至上主義

2.考えるより探す

3.中間はいらない

 

1.第一印象至上主義

これはすごく実感しやすい話だと思います。

例えば、SNSのプロフィールってみなさんある程度は盛ってませんか?

あるいは、盛ってるとまではいかなくても錯覚資産を利用していませんか?

例としては、

「社内最年少幹部」⇒同期が自分以外やめた

「部門内セールス2期連続1位」⇒部門内に2人しかいない などです。

 

しかしながら、現在の社会では第一印象が超重要になってきているのです。

人間は、「このアカウントの人いい人そう」と感じると、そのアカウントはいい人に違いないという情報ばかりを集めるようになります。

これを「確証バイアス」と呼びます

 

現在、話題になっている東出昌大さんと唐田えりかさんの不倫がいい例です。

この場合、通常だと東出さんは杏さんと結婚して子供までいる状況での不倫のため叩かれることが多いです。しかし今回の場合、不倫相手の唐田えりかさんが芸能人であったという事と東出さんに良い人そうという以下の

・良い人の役を演じる機会が多かった

・バラエティーの振る舞いも誠実そうだった

という印象があったことと、

唐田さんは駆け出しの女優さんのため情報や印象があまりなく、すぐに悪い印象を持ちやすく、事実上の芸能界引退にまで追い込まれてしまっているということです。

 

少し話が逸れてしまいましたが、情報へのアクセスが容易になった現在においては第一印象をより良いものにしておくというのは必須の条件になっているし、これからもそれは変わらないようです。

 

次回は他の2項目について書いていきます。

ではでは☆彡